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アポロ11号のコントロール室、スタッフの平均年齢は…

1969年7月16日に打ち上げられ、同20日、人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号計画。BBCのこの動画によると、計画に関わったのは40万人だそうですが、フライト・コントロール室(ロケット打ち上げの時、テレビとかでよく出てくる場所です)のスタッフの平均年齢は、27歳。ディレクターは34歳。女性スタッフももちろん登場します。さすが1969年、コンピュータは穴あけカード式です。なつかしい(←父の仕事の関係で、子どもの頃、この印刷用紙が家にたくさんあったから)。

 

BBCの短い動画『The "kids" who took us to the Moon" 人類を月に連れていった「ガキども」』(kidはこの場合、愛情のこもった「ガキ」の意)

 

こういうのを見ると、経験や年齢も大事だけれども若さも大事だと、「老いゆく社会」で老いに片足をつっこんでいる身はつくづく思います。

 

ネコとアメリア・エアハート、宇宙に行く

こういうことを真剣に実行してしまうところが、BBCのおもしろいところ。

Cat in Space アメリア・エアハート(イヤハート)さんについては、ネットで調べてください。なぜ、エアハートさんのイラストがこのネコについているのかは不明。BBCの番組を見られればわかるのでしょうけど、英国なので見られない…。

 

「偶然、良い側に生まれ落ちただけ」

イタリアの写真家さんが投稿していたもの。写真がたくさんありますが、すべて途中で切れている合成。2枚目の左側は、よくみると後ろ男性のふところに刀がしまわれています。「見るならクリック」となっている写真もありますが、この写真上では直接、残酷なものが写っているわけではありません。

 

https://www.facebook.com/angelo.zanecchia/posts/10216398494708371

 

(私は)「偶然、良い側に生まれ落ちただけ」、そう考えることが世界の現状を考える基本だと思います。もちろん、この国に生まれたすべての人たち、子どもたちが「良い側」にいるわけではありませんし。

温泉でゆったり、スノーモンキー

ゆったり〜 (^^)

地獄谷のおサルさんが温泉で…(英国BBCから)。

手押しカートの図書館

手押しカートの図書館を押して、コロンビアの国じゅうをまわるMartin Roberto Murillo Gomezさん。支援者を得て12年間、この活動を続ける。一番遠い町はたどりつくのに14時間。絵本から大学の教科書まで。「人間にとって必要なものはすべて本の中にある。」

 

集中力を失い、1冊の本を読み終えることもできなくなりつつある先進国の住民。一方、借りた1冊の本を大事にするコロンビアの人たち。

再々・子皇帝ペンギン。その他、鳥!

再び、BBCの「がんばって歩く子皇帝ペンギン」、BBCの投稿の中で今のところトップの人気らしい。

 

そして、動いているハシビロコウさん

 

さらに、眠いフクロウ…。

 

きわめて珍しい真っ黒い皇帝ペンギンも(黒い色素を作る遺伝子の異常による)。

創業に失敗したら、元の職に(スウェーデン)

新しい企業創出数が多い国・スウェーデンのひとつの方策が、これ。

創業を試みる人は、最長6か月間、今の職を離れることができる(無給)。そして、創業に失敗したら、元の職に戻ることができる。安全を確保したうえで試してみることができるというシステム。

Sweden has come up with an unusual way to encourage entrepreneurship

 

11月7日にも書きましたが、日本の社会システムは、とにかく冒険や挑戦を避け、悪く言えば足をひっぱるもの。これでは社会が行き詰まる…と言っている間にかなり行き詰まっていますが。

「家に帰ろう、オッピー」

先日、NASAの火星探索ローバー Opportunity が公式に「壊れた」と宣言されたわけですが、予想では2004年に終了するはずのミッションが14年以上つづき、さまざまな写真とデータを送ってきたオッピ―(Oppy、Opportunityの愛称)に敬意を表して、ウズベキスタンのデジタル・アーティスト Rostislav Shekhovstov さんがフォトショップで描いた絵が話題と。

「壊れた火星探索ローバーを描いたこの絵は、あなたの涙を誘うかも」

This painting of NASA's late Mars rover Opportunity might make you sob (CNET)

 

インスタグラムの絵に添えられたキャプションは、「さあ、家に帰ろう、オッピ―」。将来、火星に人間が行ったとしたら起こるかもしれないこととして描かれています。

 

興味深いのは、確かにこの絵を見て涙が出たこと。これはAnthropomorphism(擬人化)と呼ばれる心理現象ですが、この絵の中ではオッピ―は擬人化して描かれているわけです(もともとそういう形なんですが)。この「頭と目のように見える部分がなかったら、私はどう感じたか」はもう実験不可能なんですが…。でも、人間は車の前面でも壁のシミでもなんでも「顔」に見るようにシステムができていますから、この絵でオッピ―が単純な四角の機械だったとしても、やっぱり泣いたかも…。

 

記事の下の方には、オッピ―が送ってきた有名な写真15枚のスライドもあります。

ゴースト・アップル(寒すぎて)

前の記事の通り、米国東部、五大湖あたりはすさまじく寒かったわけですが、ミシガン州西部のリンゴ農園で見られた現象、「ゴースト・アップル(幽霊リンゴ)」

 

木になっているリンゴのまわりに寒さで氷がつき、氷結。少し気温が上がって、中のリンゴだけが溶けて氷下部から流れ出た結果できたものだそう(リンゴの氷点/凝固点は、水の氷点/凝固点より低いため)。

 

海面の上昇、気候変動、魚の移動など

(1月30日加筆) 下に書いたポーラー・ボルテックスの影響で、1月29日の五大湖地域(シカゴ周辺)の気温は華氏マイナス5度(≒摂氏マイナス20度)、体感温度は華氏マイナス30度(≒摂氏マイナス34度)以下。アラスカよりずっと寒い状態。学校も休校、シカゴ市は「外へ出るな」と住民に呼びかけ。『3000万語の格差』のエピローグにも書いてありますが、シカゴはミシガン湖や五大湖から吹く風が特に強い地域です。

 

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 4月には、NPOサイトの「暑さ、熱中症」(8-2)を更新しますが、そのための背景資料として訳したものです。先にこちらへ(新しい記事をみつけたら、これからも訳していきます)。気候変動(climate change)は日本であまり話題になっていませんが、暑さ以外にも台風の強大化、漁獲の変化など大きな影響を及ぼしていきますから(記事はすべて英語ですが、写真、動画、図などがたくさん掲載されています)。

 余談:環境の話というのは、もともと大学の専攻が環境系だった私には「3000万語」と切り離せません。ダナも「米国の(世界の)将来のおとなたち」と何度も強調していますが、将来のおとなたちが10年後、20年後、それ以降に取り組まなければいかないのは、今のおとなたちである私たちが変えてしまっているこの地球環境でもあるので。特に産業革命以降のおとなは、これからのおとな(まさに今の子どもたち)に、大変な状況を残しつつあるのです。

 

海水温、従来の予測より速いスピードで上昇

(同じニュースはいろいろな所に掲載されていますが、これはニューヨークタイムズの記事

 海水温は、国連の専門委員会が5年前に推計したよりも平均で40%速いスピードで上昇していることが、2019年1月11日、サイエンス誌に掲載された新しい分析結果からわかりました。2016年は過去最高の海水温、2017年にはそれを更新、2018年もそれを更新して、これまででもっとも高い海水温」だそうです(Zeke Hausfather、この研究の著者の一人。Berkeley Earth)。

 

 人間が排出するグリーンハウス・ガス(温暖化ガス、温室ガス)が太陽の熱を大気中にとどめてしまっているわけですが、海はその熱のうち93%を吸収することで、陸上の気温が上がりすぎないようにする役目を果たしてきました。「海がこれまでのように熱を吸収しなくなると、地表面の温度は今よりもずっと急速に上がることになるでしょう」(Malin L. Pinsky。Rutgers University)。

 

 すでに、海水温の上昇は海棲生物のエコシステムを破壊しています。極地の氷が溶ける影響を考えに入れなくても、海水温上昇は海面を上昇させます。水は温度が上がるほど容積が大きくなるからです。台風やハリケーンを強力にします。一酸化炭素排出を減らす努力が世界的になされなければ、2100年までに約30センチ、海面は上昇すると推定されています(極地の氷が溶ける分を入れずに)。沿岸地域の浸水が増え、ハリケーンや台風の影響を悪化させるでしょう。

 

 一方、海棲生物は海水温上昇に応じて移動するため、海産物に頼っている地域は食糧生産にも問題をきたします。漁業をめぐる紛争の原因にもなるでしょう。

海水温上昇に伴う海棲生物の移動

(ロイターのシリーズ “Ocean Shock” から。移動に関する図は記事をご覧ください。)

 

 過去50年、70種類の海棲生物の生息地を追跡してきた米国の研究から、海水温上昇に伴い、多くの生物群が移動していることが明らかになっています。たとえば、Black sea bass(スズキの類)は過去50年間で91マイル(約146キロ)北へ移動。追跡対象の生物のうち71%が過去50年で北部へ、79%は海のより深い方へ。全体の90%が北部か深みか、その両方に移動。

 

 海水温の上昇は、漁獲量、漁場の変化につながってきています。

 そしてもうひとつ、気候変動は単純な「地球温暖化」ではなく、気象事象の極端化であるという点について。

 

ポーラー・ボルテックス(極循環)の変化と気象事象の極端化

 

 そして、この記事。今年に入ってから米国の東側半分は南部でも非常に寒く、雪もかなり降っています。これはポーラー・ボルテックス(極循環)の影響で、以前よりも頻繁に起こるようになっているそう。気象学者によると、「冬は短くなっているが、そのぶん極寒の期間が増える」と気象学者は言っています(Judah Cohen, Atmospheric and Environmental Research)。

 

 ポーラー・ボルテックスは成層圏のジェット気流よりもずっと上を流れる気流で、両極周辺を回っています。通常、ポーラー・ボルテックスは強い寒気が極地帯から出ていかないよう留める役割をしていますが、時として流れが極地周辺からはずれ、南に冷気が流れ出ることになります。今年に入ってから米国の東半分に流れ込んでいるのは、北極周辺から分岐した寒気の流れで、同じようにヨーロッパにも流れ込みます。

 

 ポーラー・ボルテックスが最初に注目されたのは2014年の冬ですが、以来、頻繁に起きており、原因は気候変動だと推測されています。いわゆる「地球温暖化」は地球上に同じように影響しているわけではなく、北極域は世界平均の2倍の速度で温暖化しています。北極海の海氷は急速に少なくなっています(補足:北極海は南極と違って大陸がなく、海と氷だけです)。

 

 氷は太陽光(と熱)を反射しますが、海氷が溶ければ(色の濃い)海は太陽熱を吸収し、氷が溶けつつある南極の中でも特に温度の高い場所が生まれることになります。こうした温度の高い場所、そして気候変動に伴うジェット気流の流れの変化がポーラー・ボルテックスを生じさせている原因と考えられています。「北極海の温度が上がれば上がるほど、極寒は増える」「ポーラー・ボルテックスが豪雪の直接的な原因になっているとは言えないが、ポーラー・ボルテックス、エル・ニーニャ、ジェット気流などの影響による」、これが専門家の説明です。

 最期にもうひとつ、ニューヨークタイムズのこの記事。日本列島にはあまり関係ない話ですが、カザフスタンの氷河が急速に溶け、消えていくことで、近い将来、周辺のインドや中国などの水供給、農業に多大な影響が出るという記事も。この氷河はソビエト時代からずっと調査されてきた場所だそうで、記事には地図や画像などがたくさん載っています。

 

 氷河がなくなり、下流の水供給に影響を及ぼすのは、この地域だけではありません。また、冬が短くなり、山岳部の積雪量が下がったり、積雪が従来よりも早く溶けてしまったりすることも、下流の水供給に影響を及ぼします。また、春、積雪が急に溶けることは、鉄砲水や下流の洪水の原因にもなります。

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